けいゆう病院の専門看護師・認定看護師
けいゆう病院では、様々な専門看護師・認定看護師が活躍しています。
日々知識と技術向上を心がけ、患者さんに専門性の高い技術とケアを提供しています。
これから活躍が期待される、次世代の専門・認定看護師に対しての教育にも力を入れ、さらなる看護の質の向上を目指しています。
領域名・人数
expert01
■ 専門看護師
■ 認定看護師
- 緩和ケア認定看護師
- 2人
- 皮膚・排泄ケア認定看護師
- 1人
- 感染管理認定看護師
- 2人
- 糖尿病看護認定看護師
- 2人
- 乳がん看護認定看護師
- 1人
- 摂食・嚥下障害看護認定看護師
- 1人
- 認知症看護認定看護師
- 1人
- クリティカルケア認定看護師
- 1人
■ その他
各領域紹介
expert02
精神看護専門看護師 横山 亜矢さん
リエゾン精神看護を専門とし、リエゾンナースとよばれています。
身体治療を受けている患者さんに起こりうる精神症状や心理的な問題に対し、適切なケア、サポートが行えるよう、主治医や看護師と連携しながら活動しています。
「リエゾン」とは“つなぐ・橋渡し”という意味です。精神看護の視点から「からだ」と「こころ」をつなぎ全人的なケアを提供し、患者、家族と医療者、または医療者間をつなぎチーム医療が促進できるよう支援しています。
緩和ケア認定看護師 早川 直子さん
浮田 聖子さん
緩和ケア認定看護師は、患者さんの心身のつらさを緩和し、その人らしく生きることが叶うよう支援する役割があります。またケアの対象としてそのご家族の支援も行います。
当院の緩和ケア認定看護師は、緩和ケアチームとがん相談支援センターに配置され、がんの診断前から人生の最終段階まで切れ目のない緩和ケアの提供を目指しています。がんと共存しながら、患者さんやご家族のQOLが維持できるよう支援致します。
皮膚・排泄ケア認定看護師 取違 恵子さん
2014年4月より褥瘡専従管理者として活動を開始しました。
病棟ラウンドを通して、褥瘡リスクの高い患者さんに対して皮膚トラブルや創傷ができないように、健康な皮膚を保つためのスキンケアや体位変換などについてスタッフへアドバイスをします。
また、褥瘡などの傷が治りやすい環境を整えるため、褥瘡対策チームやNSTチームと連携しながら、体圧分散用具の選択、局所ケアの検討、栄養状態のモニタリング等をおこなっています。
糖尿病看護認定看護師 佐藤 亜里子さん
柳沼 志穂さん
患者数の多い糖尿病ですが、同じ糖尿病であっても、身体の状況や必要な治療、生活や価値観は千差万別です。
患者さんが日常生活を送りながら糖尿病の管理を行っていくことの大変さもひとり一人異なります。治療薬の選択肢が増え、食事療法の考え方も少しずつ変化してきています。
糖尿病の治療によって患者さんのQOL が下がらないように、患者さんやその御家族の気持ちに寄り添うことを心がけながら支援しています。
乳がん看護認定看護師 田部井 一世さん
乳がんの特徴は、罹患年齢のピークが社会的役割を持つ40歳代であり、治療の選択肢に幅があること、治療に伴う外見の変化を来たすこと等があります。
そのため、患者さんには、治療と生活の両立ができるよう、診断告知時の同席・面談を行い、納得のできる治療選択の支援を行っています。
また、病気や治療に伴う症状・副作用について、日常生活に即した対処方法を一緒に考え、安全で安心した治療継続に向けた支援をしています。
摂食・嚥下障害看護認定看護師 平井 由瑞さん
普段なにげなく行っている「食べる」という作業は実はとても複雑で、たくさんの神経や筋肉がかかわっています。
疾患や治療により、「口から食べる」事が難しくなってしまった患者さんひとりひとりの嚥下機能に適した食形態の選択や姿勢調整、口腔ケアなど、介助からセルフケアまでサポートしています。
病棟看護師や多職種と連携し、誤嚥や窒息を起こさずにひとりでも多くの患者さんが、楽しく安全に食事が出来ることを目指しています。
認知症看護認定看護師 有吉 文捺さん
病院に入院している認知症患者さんは、自分の置かれている状況を認識しづらく、自らの思いを上手く伝えられない状況もあり、ストレスや不安を抱えています。
本人の意思が尊重され、安心して穏やかな時間がすごせるように、「その人らしさ」を大切にした環境調整や関わり方のケアについて病棟看護師に提案しています。
また、患者さんやご家族が、なじみのある生活を続けられるように多職種で協働したケアの提供を目指して活動しています。
医療リンパドレナージセラピスト 吉沢 美穂さん
リンパ浮腫とは、リンパ節郭清手術や放射線療法の後遺症などが原因で、リンパの流れが滞り手足がむくむ状態です。
一度むくむと完治が難しいため、早期発見と予防ケアが必要となってきます。リンパ浮腫ケア外来では正しいケア方法を知り、日常生活でご自身できるようにサポート致します。そしてリンパ浮腫を発症している方には複合的治療実施をし、セルフケアが続けられるよう支援します。
クリティカルケア認定看護師
特定行為研修修了看護師
大塚 文人さん
クリティカルケア認定看護師は、救急から集中治療、一般病棟から在宅、終末期など、あらゆる場で集中的な治療を要する患者さんの重篤化の予防と早期回復の支援を、医師やコメディカルのスタッフとともに行います。
特に呼吸や循環が障害されると生命危機に直結するため、このような患者さんの重症化を予防する看護を実践しています。
2020年度に新設された分野で、当院では認定看護師活動としてICUのみならず、内科や外科などの重症患者さんのケアやアセスメントを通して、医師や病棟看護師からの相談や看護実践、異常の早期発見の支援をしています。
また院内の急変時の勉強会やフィジカルアセスメントの研修等、質の高い看護実践力を目指し、看護部の教育担当とともに院内研修にも力をいれています。
このほか、特定行為研修修了者(特定看護師)として、患者さんにタイムリーな治療や看護を実践しています。
特に人工呼吸器の設定変更や離脱など、医師と協働して取り組んでいます。